新型コロナウイルスと海外旅行保険について
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新型コロナウイルスの感染状況は以前に比べると落ち着き、数年ぶりとなる海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。
2023年5月8日に新型コロナウイルスは五類感染症へと分類変更され、海外旅行保険の補償範囲も変更されています。万が一、海外で新型コロナウイルスに感染してしまったらどうなるのでしょうか。想定外のアクシデントによって現地で不安にならないためにも、事前に確認が必要です。
このページでは、新型コロナウイルスについてどのような補償があって、どのような補償はないのか、ご案内します。
どんな状況で海外旅行保険が
補償対象になるのか?
新型コロナウイルスに感染した場合、関連する主な補償は「治療救援費用」や「疾病死亡」です。
では具体的にどのような補償内容なのか、確認していきましょう。
治療救援費用
「治療費用(傷害治療費用)(疾病治療費用)」、「救援費用」をまとめて補償します。
- 海外旅行中に新型コロナウイルスに感染し、現地で医師の治療を受けた場合
- 海外旅行開始後に新型コロナウイルスに感染し、旅行終了後72時間を経過するまでに治療を開始した場合
- 海外旅行中に新型コロナウイルスに感染し、継続して3日以上入院した場合
新型コロナウイルスに関連して想定されるケースは
次のような場合です。
疾病死亡
- 海外旅行中もしくは旅行終了後72時間以内に新型コロナウイルスの治療を開始し、
旅行終了後30日以内に死亡した場合
海外旅行保険では
補償対象にならない内容
下記内容は海外旅行保険では補償されませんので、
注意が必要です。
- 出発前に新型コロナウイルスに感染した場合の治療費
- 陰性証明書を発行するためのPCR検査費用
- 現地で新型コロナウイルスに感染し、ホテル療養した場合の宿泊費用(隔離費用)
- ※ 約款上の「入院」に該当した場合のみ、入院保険金等のお支払い対象となります。*1
- 現地で新型コロナウイルスに感染したが、
無症状(もしくは軽症)で医師による治療を受けなかった場合 など
- *1 参照:東京海上日動火災保険株式会社 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更に伴う取扱いについて
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/230413_01.pdf
やむを得ず旅行を中止したことによるキャンセル費用は?
出発前に新型コロナウイルスに感染し、仕方なく旅行をキャンセルした場合の取消料・違約料などを補償する特約、保険があります。
旅行変更費用(または旅行キャンセル費用)
※ 海外旅行保険に特約(オプション)として付帯可能
予期せぬ事柄によって、予定していた渡航がキャンセルになったり、渡航行程途中で帰国しなければならなかった場合に生じた費用を補償できる特約です。
- ※ 旅行期間3か月までの渡航を対象とした特約となります。(保険会社によって付帯できる条件は異なります)
- A.海外旅行保険契約後から出発前まで、さらに出発後に途中でやむを得ず帰国した場合までを補償
- B.旅行開始後に途中でやむを得ず帰国した場合の補償
保険会社によって特約の名称が異なる場合があり、補償する期間によって2種類に分かれている場合もあります。
新型コロナウイルスに関連して想定されるケースは
次のような場合です。
- 本人・同行予約者が病気で入院(出国前なら継続して3日以上の入院)したとき
- ※ 新型コロナウイルスに感染した場合でも、継続して3日以上入院しない場合は補償対象とはなりません。ホテルや自宅での療養、隔離の場合は保険が適用されませんのでご注意ください。
旅行キャンセル保険 ※ 保険単体の申込可能
旅行者やご家族の入院・通院、旅行当日の交通機関の遅延などによって、旅行を取りやめた場合の取消料や違約料が補償されます。
- ※ 渡航条件などによってご加入いただける商品が異なりますので、詳細は各会社サイトにてご確認ください。
新型コロナウイルスに関連して想定されるケースは
次のような場合です。
- t@bihoキャンセル
- ご契約完了後に新型コロナウイルスに感染し、3日以上継続入院した場合、補償の対象となります。
- 旅行キャンセル保険・宿泊キャンセル保険
- 医療機関に通院のうえ新型コロナウイルスの感染が確認され、医師から指示された自宅等での隔離・療養期間に搭乗日/旅行出発日/チェックイン日が含まれておりキャンセルした場合、補償の対象となります。
- ※ 隔離・療養期間等が確認できる書類が必要です。
旅行キャンセル保険の商品について詳しく比較したい方は以下より「旅行キャンセル保険」ページをご覧ください。
今後の海外渡航時に注意すべきこと
渡航先へ入国するための条件
行先の国によって異なりますが、PCR検査陰性証明書や医療保険加入証明書等を求められる場合があります。
医療保険の加入証明書については「補償金額いくら以上のもの」に加入し、さらに補償されていることが外国語で明記されている証明書を提示せよという条件もあります。
一般的に海外旅行保険の加入証明書(補償内容を示す書類)として付保証明書が挙げられます。ご希望の方には外国語で記載された付保証明書を無料で発行しておりますので、ご契約前にお問い合わせください。
- ※ 一部保険会社では発行不可となります。
渡航先の情報について事前に外務省ホームページ等で確認しておくことをおすすめします。*2
- *2 参照:外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
安心して海外旅行をするために
海外旅行保険は、海外渡航に関して予期しないアクシデントが起きたときにこそ強い味方になる存在です。
何らかのアクシデントが起きたときには、保険適用の可否は自分で判断せずに、まずは各保険会社で設けている24時間日本語窓口に連絡のうえ、補償対象になるかどうか確認をしてください。
最新情報を確認し安心して快適に海外渡航ができるようにしておきたいですね。
詳しい内容は当社代理店まで、お気軽にお問い合わせください。
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詳しくは、オンライン契約の比較 郵送契約の比較 ページをご確認ください。