【海外旅行保険】ショッピング保険と携行品損害の違い

買い物は、海外旅行での楽しみのひとつですよね。日本では買うことのできない物や洋服、ブランド品など、たくさん買い物をする方も多いと思います。しかし、せっかく買った品物のを盗まれてしまったり、破損してしまう可能性も考えられます。海外で買い物する際に気を付けるのはどんなことがあるのでしょうか。

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海外でお得に買い物をするには

ショッピング保険

携行品損害補償

ショッピング保険と携行品損害補償の違い

海外でお得に買い物をするには

海外でお得に買い物する方法として、免税店を利用する方法があります。免税店とは、その国に住んでいない人に限り、消費税を免除して買い物ができるお店です。空港にある免税店や、一部の免税店では購入時の価格がすでに免税価格になっているため、空港での免税手続きが必要ありません。

海外で「TAX FREE」もしくは「DUTY FREE」と書いてあるお店で買い物をする際は、通常現地価格で購入し、空港で免税手続きをすると消費税分を返金してもらうことができます。

返金方法については、国によって異なりますが、基本的にはパスポートなどを掲示し、買い物したお店から必要書類をもらい、帰国するときに空港にある税関のカウンターで返金手続きをします。返金方法は、その場で返金してくれる場合もありますし、クレジットカードで買い物していた場合には、クレジットカードでの返金になることもあります。また、返金手続きにはレシートが必要になるため、捨てずに保管しておく必要があります。

免税になるためには購入した商品は帰国するまで開封してはいけなかったり、国によっては一定の金額以上買い物をしないと免税対象とならないなど注意点があります。さらに日本に入国する際も、お酒やたばこ、香水などは持ち込める量が限られています。持ち込み制限量を超えてしまったり、買い物の上限額(20万円)を超えてしまうと、課税されてしまいますので注意が必要です。

ショッピング保険

海外で買い物をする際には、現地の通貨かクレジットカードで支払うことになるかと思います。せっかく海外でお買い物をしたのに、盗まれてしまったり、壊れてしまったりしたらとても悲しいですよね。海外旅行では、地域によって盗難に遭う確率も高くなってしまいます。

クレジットカードにはショッピング保険というものが付帯されている場合があります。名称はカード会社によって異なりますが、クレジットカードを使って買い物した品物を盗まれてしまったり、壊れてしまった時などに補償の対象となります。ただし、全ての購入品に対して補償の対象となるわけではありませんので注意が必要です。ショッピング保険では、酒類を含む食料品やコンタクトレンズ、美術品など補償の対象外になるものもあります。

ショッピング保険は置き忘れや紛失、配送中に生じた損害など故意もしくは重大な過失による損害と認められる場合は補償対象とはなりません。また、ショッピング保険が適用になるためにはリボ払いや分割払いで購入している必要があるなどの条件が設定されている場合があります。ショッピング保険を利用するときには、クレジットカードの利用控えが必要になりますので、買い物時のレシートは大切に保管しておきましょう。

なお、クレジットカード会社によって異なりますが、ショッピング保険は10,000円程度の自己負担金が必要になる場合があります。保険金額はカード会社が定める期間で50万円～100万円が補償限度金額として設定されているケースが多いです。

携行品損害補償

海外旅行保険には、携行品損害という補償が付帯されています。携行品損害補償では、海外旅行中に身の回り品が破損や盗難に遭ってしまった時に補償されます。携行品とは、持ち歩いている身の回り品を指しますので、滞在先のホテルなどに置いている品物は補償の対象外となります。

携行品損害も持ち歩いているものが全て補償の対象となるわけではありません。置き忘れや紛失など、故意もしくは重大な過失による損害と認められる場合は補償の対象とはなりません。また、コンタクトレンズや現金、クレジットカード、データなどは補償されません。海外旅行保険の補償内容に関しては【海外旅行保険】必要性と補償の内容についてのページでご確認いただけます。

渡航先で盗難など何らかのトラブルに見舞われた際は、すぐに保険会社のサポートデスクへ連絡をします。サポートデスクは24時間日本語対応ができ、連絡を入れていただくと必要書類などを案内してもらえます。

ショッピング保険と携行品損害補償の違い

クレジットカードに付帯されているショッピング保険は、ショッピング保険の補償がついているカードで買った品物が盗難などの損害を受けたときに補償の対象となります。一方、携行品損害補償の場合は身の回り品が盗難などの被害に遭ってしまったときに補償の対象となります。

海外でお買い物をする予定の方はお手持ちのクレジットカードにショッピング保険が付いていると心強いですね。また、海外旅行保険には携行品損害以外にも治療にかかる費用を補償するなどさまざまな補償があります。海外へ渡航される場合には、万一の事態に備えて海外旅行保険に加入すると安心です。

海外旅行保険をご検討の方は海外旅行保険比較サイト「i保険」をご覧ください。