海外旅行保険の選び方

【海外旅行保険】友人とまとめて保険に加入できる?

仲の良い友人と旅行に行くのは楽しいですよね。友人と一緒に旅行計画を立てたり、綺麗な景色を見たり、美味しい食べ物を食べたりと、充実した時間を過ごすことができると思います。海外旅行での注意点や保険についてご紹介していきます。

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海外旅行先で車を運転する際の注意点

友人の分の海外旅行保険も合わせて加入できるのか

海外旅行先で車を運転する際の注意点

観光地を回ったりショッピングを楽しんだりと、仲の良い友人と海外へ渡航するのはとても楽しいですよね。しかし、海外では電車やバスなどの公共交通機関が充実していない地域もあり、時刻表どおりに電車が来ないことも多々あります。渡航先で多くの場所を回るなら、車で移動するとスムーズかもしれないですね。

海外で車を運転する場合には、注意しなければならない点があります。国際免許証を取得しておく必要があり、日本の免許証も必ず携帯してください。国によって利用できる年齢が制限されている場合がありますので、海外で運転しようと検討されている方は事前に確認しておきましょう。

慣れない土地や、その国の交通ルールで運転することは、想像以上に疲れが溜まりやすいため、運転のスケジュールを立てるようにしましょう。無理をせずに途中で休憩することや、行きと帰りで運転を交代するなどの工夫が必要です。また、自動車をお持ちの方は自動車保険へ加入していらっしゃるかと思いますが、基本的に日本で加入した自動車保険は、海外では適用されません。なぜなら、日本の自動車保険は、日本で交通事故に遭うリスクに応じて保険料が計算されているため、海外には対応していないのです。それに加えて自動車保険は、基本的に自分が乗っている車に対してかけるものであるため、他の車には適応されません。

なお、自動車保険に他者運転特約を付帯することで、他の車を運転した時にも保険を適用させることが可能になりますが、この特約も同様に海外では適用外となってしまいます。

海外で車を運転する際には、海外旅行保険に自動車運転損害賠償特約を付帯させることで、保険をかけることができます。自動車運転損害賠償特約を付帯していると、海外でレンタカーを借りて交通事故を起こしてしまい、法律上の賠償責任を負われた場合に補償を受けることができます。ただし、保険会社指定のレンタカー会社で車を借りて、特定の国で車を運転していた場合に限ります。

渡航先や指定のレンタカー会社以外で借りてしまうと補償の対象とはなりませんので、現地でレンタカーを借りる時は一緒に現地の自動車保険に加入するようにしましょう。また、海外旅行保険に加入していると偶然の事故などで怪我をした際、病院での治療費なども補償されます。

【海外旅行保険】海外での車の運転、注意と補償についてのページで、海外で運転する際の注意点などをご確認いただけます。

海外での医療費用は全額自己負担となりますので、高額になる傾向があります。特に交通事故で治療を受けられた場合は重症になりやすく、保険に加入していないと支払いが難しくなってしまう可能性が高くなります。必ず海外旅行保険には加入して、万一の事態に備えましょう。

友人の分の海外旅行保険も合わせて加入できるのか

オンライン契約の場合、保険会社によっては、友人の分と合わせて海外旅行保険に加入することが可能です。契約する方法は保険会社によって異なり、ご自身とご友人の分をまとめて加入する方法や、個人で契約する方法があります。個人で契約する場合は、契約する本人を契約者、ご友人を被保険者に設定し、それぞれ1名ずつ契約する方法です。オンラインでの契約は基本的にクレジットカードでの支払いとなります。クレジットカード以外の支払い方法をご希望の方は、一度代理店へご相談いただくとよろしいかと思います。

また、契約するにあたって友人の同意を受けることはもちろん、代理人として、友人の健康状態などの契約に必要な情報を正確に保険会社へ伝えることが必要となります。代理人の契約とはいえ、万一保険会社に伝えた内容と相違があった場合には、保険金が支払われないこともあるため、注意が必要です。

それに加え、契約者と被保険者が異なる場合は、通常とは補償内容が変わる場合もあるため、きちんと確認をしてから契約する必要があります。

海外旅行保険をご検討の方は海外旅行保険比較サイト「i保険」をご覧ください。

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この記事を書いた人

伊藤菜央(株式会社アイ・エフ・クリエイト 保険コンサルタント) 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)